あなたは夜の街中で、ビルのガラスの前でダンスを踊っている若者を見たことありませんか?
彼らは、踊る自分の姿を、ガラスに映して確認しています。
実は歌の練習をするときも、自分の姿を確認するのはとても大事なんです。
あなたの家に姿見の大きな鏡があれば、鏡の前に立って発声練習してみましょう。
実際に声を出してみて、あなたはどのように映っていますか?
このときに見てほしいポイントは、苦しい姿勢で歌っていないかということです。
首、肩に力が入りすぎていないか、
顔がひきつっていないか、
特に高い音を歌うときには注意してみてください。
常に鏡の前で練習することによって、
無意識のうちに、だんだんと自分が美しいと思える姿で歌えるようになるはずです。
発声練習をするときに気をつけてほしいことのひとつに、
笑顔で歌うということがあります。
実際に曲を歌うときには、
曲に合わせて悲しい顔をしたり、
苦しい表情で歌ったりすることもあると思いますが、
発声練習のときには笑顔を心がけてください。
実は顔の表情によって、声は変わります。
声はのどから出るだけでなく、
顔全体にひびいて、顔全体から出ているんですね。
明るい表情をして歌うと、明るいいい声が出るんです。
ぜひ心がけてください。